THE オクタン

実はしゃでオフとWCSで使ったパーティ。なぜオクタンを使ったかって?俺にも分からん←(╹◡╹๑ )
最初にはっきりと言おう。一番いらなかったのはオクタンだ。…え、知ってたって?あ、はい。

一応戦績はしゃでオフベスト8、WCSは最終レート1675(MAX1794)。強かったのは専らナットレイの印象。



クレセリア

努力値 220-0-108-0-180-0 生意気
実数値 223-X-154-95-190-81
技 サイコキネシス めざめるパワー炎 てだすけ トリックルーム @メンタルハーブ

最早何を想定した調整なのかが分からないほどに堅い。堅すぎて落ちてほしいときに落ちない。
まずオクタンを使う際に、誰でルームを発動させるかになるが、今回は(も)クレセリアに頑張ってもらうことにした。優先したのは手助けと耐久力で、手助けについては個々に述べることにする。
今回のパーティではねこだまし持ちがいないため、相手のちょうはつを全て受けることになってしまう。しかも、最近はトリパがかなりの勢力を持っているため、ちょうはつやアンコールでの妨害も増えてくると予想し、メンタルハーブを持たせることにした。この選択は大正解で、かなりの試合でちょうはつを受ける機会があった。結果としてオボンのみが持てないので、この枠は素の耐久力が最高のクレセリアで確定とした(持っているクレセリアの中で最も堅い個体だったため、安心してハーブを持たせられたことも大きい)。
技は格闘タイプが苦手な構成になったため、エスパー技は確定とし、最後の一枠はれいとうビームとめざ炎で悩んだが、ハッサムの増加や不毛なナットレイミラーを警戒してめざ炎とした。全体として相手の鋼タイプに攻撃を通しにくくなっているので、ダメージこそ少ないものの削れることを重要視した。
基本的には初手で投げてルームを貼ることになるが、シャンデラと並べて先発にし、いきなりてだすけ+ねっぷうを撃つ試合も稀によくある。特にこのパーティではシャンデラが最遅に見えるため、かなりの奇襲性能があった。場合によっては、シャンデラローブシンからスタートし、後発クレセリアでルームに切り替える試合もあった。


シャンデラ

努力値 0-0-0-248-8-252 臆病
実数値 135-X-110-196-111-145 もらいび
技 ねっぷう シャドーボール エナジーボール めざめるパワー格闘 @こだわりスカーフ

クレセリアの苦手なメタグロスに強く、高火力全体攻撃技を持つシャンデラはトリパと相性がいい。本来であればこの枠のシャンデラは最遅にしてジュエルを持たせることが多いが、今回は敢えて真逆の素早さを取り、スカーフを持たせることにした。これは、一般的なトリパと同じような構成になるのを自分が嫌ったこと、ルームが切れた後に制圧できるポケモンが欲しかったこと、先発に置くことで相手の隙を付いてダメージを加えられることを想定したことによる。実際シャンデラの攻撃はかなり通り、特にクレセリアと先発で並べてのバリエーションが増えたため、かなり戦いやすかった。このシャンデラはルーム下では役に立たないため、逆に初手でシャンデラを捨るようにし、相手をルームアタッカーの圏内に入れてやるだけでも十分な働きだった。
技は一般的な二つに加えてエナジーボールとめざ格闘を選択。エナジーボールは、オクタンを中心として構築しているため、相手の水ロトムトリトドン等の水タイプをどうしても呼んでしまうので、少しでも負荷を掛けられるように採用した。実際はクレセリアと並べててだすけ+エナジーボールを打ち込む機会がそこそこ多く、相手の持ち物や配分によっては一発KOすることもあった。めざ格闘は主にヒードランを意識したため。バンギラスサザンドラにもおまけで弱点が付けるが、このパーティではローブシンとオクタン以外はヒードランにそもそも等倍が取れないため、やむを得ずという形となってしまった。しかし、実践ではヒードランに一回も遭遇しなかったこと、ランドロスボーマンダを出される機会が多かったため、この枠はめざ氷に変更する予定である。


O★KU★TA★N

努力値 244-0-4-252-4-0 冷静
実数値 181-X-96-172-96-45 スナイパー
技 しおふき だいもんじ れいとうビーム まもる @みずのジュエル

ブルンゲルよりも遥かに高い特攻を持ち、尚且つ全体攻撃を持つオクタン。誰もがエースになれると信じていた…。   ふ〜ん。
実際のしおふきの火力は、ジュエル+てだすけでメタグロスを一撃で倒した経験がある程度。クレセリアは7割ほど持っていった。ニョロトノなら雨が降るため、赤ラインまで減らしてしまった素晴らしい火力。しかしHPを維持して攻撃するというのがかなり難しく、最高火力で撃った試合は殆どない。それよりかはだいもんじれいとうビームといった、ヤドン系統に似た攻撃範囲を使って殴りに行くことが多かった気がする。つまりいらない子←NEW
仕事としては、見せ合いでトリトドンや水ロトムを誘い、ナットレイでぺち〜んする機会を増やしたことだろうか。この枠は火力こそないものの、真面目にトリトドンでいいような気がした(雨への選択肢の増加と通常時でもД(Д・X・)Дこいつの相手をしやすい)。
しかし尊敬したいほどの火力を見せてくれた試合も複数回あったため、みなさんも是非オクタンの火力を体感してみてはいかがだろうか(ステマ)。


ナットレイ

努力値 204-252-4-0-44-0 勇敢
実数値 175-160-152-X-142-22
技 パワーウィップ ジャイロボール アイアンヘッド みがわり @いのちのたま

今回の目玉パート2。恐らく一番強かった子。まず、この枠はユキノオーとの選択であったが、ナットレイに決めた理由を説明しよう。
まず一つ目に、ナットレイは基本的にやどりぎを撒いて長期戦を狙うタイプのポケモンであり、ユキノオーでは逃げる相手でも甘えて突っ込んでくることが非常に多いためである。特にリンドトリトドンボーマンダがいい例で、ユキノオーがこいつらと対面した場合、奴らはほぼ100%逃げる。しかし、ナットレイと対峙した場合、特にボーマンダが逃げることはまずあり得ず、威嚇が入っていなければジャイロボールで一撃で仕留めることができるのである。トリトドンにおいても、通常であればリンドがあればウィップを耐えるのだが、このナットレイはリンドを貫通して絶えさせることができるのである。この倒せるか逃げられるかというのは、ターンが限られているトリパにおいては非常に重要である。
二つ目に、モロバレル耐性である。火炎玉ローブシンをパーティに入れてはいるものの、あくまで眠らされないだけであり、ローブシンモロバレルを見ることができない。そこで、少なくとももう一体はバレルに対抗できるポケモンが必要になるわけだが、この枠がユキノオーであると眠らされてしまうため、必然的にラムを持たなければならない。しかしナットレイモロバレルよりも遅いため、先制してみがわりを使える数少ないポケモンである。このみがわりはそれ以外の場面でもかなり有効で、特にルーム最終ターンで両まもるしてくる相手や、雨パメンツの引き際に使えることがかなり多かった。守るを使えないのはかなりのリスクではあったが、ルーム中では相手の深読みに期待してみがわりを貼っても結局まもるのと同じことであり、通常時ではまもって生存させても結局次のターンにどうしようもないため切ったほうが良いケースが多かったので、みがわりで特に問題なかった。話を戻すと、確かにみがわりだけでは眠らされないだけであって、ジャイロボールではダメージもでなくどうしようもない。そこで、空いている四枠目にアイアンヘッドを入れ、鋼技を重複させた。アイアンヘッドの範囲は、ジャイロボールの威力が80を下回るS88(だったと思う)以下のポケモンに限られるが、このラインには最遅バンギラスユキノオーも存在するため、それらへ使う場面もあった。この枠はヒードランメタグロスを殴れるじならしと悩んでいるが、モロバレルへの対応が最優先であると考えており、じならしの採用はまだ先である(メタグロスはSが下がらず、ヒードランもSが下がったところでこちらのアタッカーのほうがまだ遅いため関係がない)。
ユキノオーにしなかった弊害ももちろん存在し、特に、全体攻撃がない、パワーウィップが外れるというのはかなりの問題であった。ナットレイ自体が単体しか狙えないポケモンであるため、まもるで簡単に防がれてしまう危険性がどうしても高くなってしまう。極力ノーマークになりやすい相手を狙うことでまもられる確率を下げたつもりで使っていたが、それでも不安要素になってしまうのは仕方のないことか。モロバレル耐性を上げれば、この枠はユキノオーにチェンジできるだろう。


ローブシン

努力値 212-252-4-0-44-0 勇敢
実数値 207-211-116-X-91-0 こんじょう
技 アームハンマー いわなだれ マッハパンチ みきり @火炎玉

格闘枠をハリテヤマにしなかった理由ももちろん存在し、まずはアームハンマーである。これは外す可能性こそあるものの、一度使って素早さを下げてしまえば相手がトリパであったとしてもほぼ先制できるようになるので、ミラーで役に立つと判断したからである。しかし、何故かトリパミラーが殆どなかった。何故か。
アームハンマーとも関連するが、ローブシンのメインは基本的にはドレインパンチであり、単発の火力がハリテヤマに比べて高くない傾向があることにもよる(訳:意表が付ける)。
二つ目に、タイプ一致の先制技があるため、ルームが切れてもある程度の打点として期待できるからである。ハリテヤマの先制技はバレットパンチやフェイントであり、ローブシンに比べてかなり威力が低い。このパーティではこの指要因もおらずクレセリアが回復アイテムを持っていないため、二回目のルーム発動は厳しいと判断し、通常下での動きも考慮した結果である。
一応根性+てだすけアームハンマーメタグロスを中乱数程度で粉砕する。いわなだれを受けに出てきた場合は当たれば一撃で潰せる。
しかしハリテヤマのほうが初手の選択肢が増えるので、この枠も現在考察中である。


キリキザン

努力値 4-252-0-0-0-252 意地っ張り
実数値 141-194-120-X-90-122 まけんき
技 つじぎり アイアンヘッド ふいうち まもる @きあいのタスキ

威嚇兼ねこだまし要因として出てくるカポエラーが非常に厄介だったこと、ふいうちがあるおかげでルーム下でSを抜かれても攻撃できるチャンスがあること、何よりも通常下で動けるポケモンがもう一匹欲しかったことで採用した。特に相手のクレセリアへの打点が薄く、シャンデラ対策も薄いため、必然的に悪タイプとなってしまった。ただバンギラスを強く抑えられる、シャンデラの上を取れ尚且つ浮いているランドロスにチェンジしてもいいのではないかというアイディアも出てきた(その場合スカーフめざ氷を警戒してタスキを持たせることになるだろう)。単体で見たら活躍している試合も多いのだが、このパーティでは若干連携が取りづらく、一考の余地があるポジションである。


要約:ナットレイ強い。ローブシン火力おかしい。オクタン()
意表を突くのはやはり強かった∴:k(^h((⊂(๑╹◡╹๑∩)シュッシュッ